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アトランタ郊外のアンティーク店で見つけてきました、緑色のヒビガラスのウランガラスのランチプレートです。
L.E.Smith社やMacbeth Evansなど色々なガラス工房で作られたこのデザインは、"Crackle"と呼ばれます。
ヒビ、の意味ですね。
とてもストレートですね。
大体1924年くらいに作成されたもの、とのこと。
ウランガラスですので、ブラックライトで照らすと強い蛍光を放ってひかります。
まあまあな状態の作品で、表面にナイフキズを含む多少のスクラッチはあり、一ヶ所小さなチップがあります。
メーカーL.E. Smith 種類ランチプレート デザインCrackle 状態Fair サイズ プレート直径21.8ウランガラスはガラスに微量のウランを着色料として混ぜたガラスです。
透明な黄色や緑色のものがほとんどですが、水色やピンクのものも稀にあります。
ウランガラスの歴史は実は古く、ローマ帝国のモザイクで使われていたそうです。
近世では1830年ころにボヘミアで作られ始め、1940年代まで欧米でたくさん作られました。
英語ではワセリンガラスと呼ばれ、ウランガラスはドイツ語の読み。
最大の特徴は紫外線ランプ(ブラックライト)を照らすと、蛍光を発しながら緑色に輝くこと。
夜明け前の空も紫外線が満ちているので、ウランガラスは蛍光を放ちます。
ウラン、と聞いて放射能を心配する方々もいますが テレビや人体が発する放射線よりも弱いものしか出ていません。
ただ、ガラス職人さんが被爆してしまうため、近年ではあまり作られていません。
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ショップ | アンティークマザーグース |
税込価格 | 3,300円 |